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動画を研究するブログ 動画アカデミー

2016.07.30

Panasonicの本気が見える、ふだんプレミアムの動画マーケティング

毎日往復で1時間以上、山手線に乗っているとPanasonicはどれだけ山手線のトレインチャンネルを牛耳ってんの!?と言いたくなるくらいPanasonicのふだんプレミアム、Panasonic Beautyの映像を見かけます。

 

こんなの茶飯事

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Panasonicのふだんプレミアムはトレインチャンネルだけでなく、web動画もたくさんシリーズ映像を出しているようで、最近100万回を超えるヒット作を連発しているようです。

Buzzった動画を少しご紹介します。

 

◇LOVE THERMO (210万回再生以上)

3

 

 

◇LOVE DRESS (140万回再生以上)

4

 

◇LOVE DISH (230万回再生以上)

5

これら3つのBuzzった特徴を簡単にまとめてみます。

 

感情要素:感動×共感 +αでファン化

3つ全て感動系で、家族を主題にすることで共感する要素も強く、LOVEがテーマとなったシリーズ化した作品となっており、Buzz要素として重要な感情的要素が凝縮されています。

 

コンテンツ:家族(家族の誰か)が(変わった〇〇をする)

LOVE THERMOは実験動画で、愛を伝えることでサーモグラフィックが赤くなって温度が上がるという内容

→家族が、愛を伝えることで温度が上がる

 

 

LOVE DRESSは結婚前の親と娘のドキュメンタリー系で、主役の女性の幼い頃の思い出の服の生地でドレスを作るという内容

→花嫁が、幼い時の服でウェディングドレスを作る 

 

LOVE DISHは主役が娘から父に代わったドキュメンタリー系で、料理をしたことがない父が娘のために弁当を作るという内容

→父親が、不慣れな料理を娘のために作る

 

上記のように3つとものストーリー自体はすごくシンプルなのです。

 

演出・メッセージ性:企業色・広告臭さを消す、企業は脇役という割り切り感

実験動画、ドキュメンタリー系の構成で素人感とリアリティ感を演出。LOVEを主軸に家族愛を描き、その中に最後にひっそりとPanasonicの製品(エアコン、洗濯機、冷蔵庫)が現れる。製品は脇役でいいというPanasonicの割り切り感を感じます。

 

最後の10秒くらいまで広告色はゼロ。完全視聴してもらわないとそもそも広告かどうかもわからないストーリー展開です。メッセージも極めてシンプルな1メッセージ。企業の謙虚さ、web動画への理解を感じます。

 

LOVE THERMO:なんでもないふだんにぬくもりを

LOVE DRESS:なんでもないふだんをとくべつに

LOVE DISH:なんでもないふだんをとくべつに

 

以上3つ、感情、コンテンツ、構成・メッセージのBuzz動画に重要な要素が凝縮された作品となっております。

 

しかしながら、素晴らしい動画の内容だけでは実際は不十分です。動画の存在を知ってもらわないといくら素晴らしい内容でも視聴まで辿り着きません。

結局、友達から聞いた、何かの記事で話題になっていた、SNSで話題になっていた、TVで見たなどのきっかけがない限り自然発生型のBuzzは起きないのです。Panasonicのさらなる努力をご紹介します。

 

季節性・動画の存在のPR

LOVE DRESSは父の日の0時にリリースするとPR TIMESなど事前に発表でしております。季節性のあるテーマに絡めることでTV, webで取り上げられやすくなりることを狙った模様です。

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ただ、企業・商品認知を得るための動画自体を認知させるためにPRするとなるとなんだか本末転倒ではないか?と思ったりもするんですが、企業がBuzz動画を成功させるのはそれだけ難しいということだと感じます。

 

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